受験のための英語学習が終わった後は、どうやって英語を学べばいいのか。
大学1年生のとき、必修科目で英語がありました。個人的な感想ですが、そこで英語の力が伸びた実感はあまりありません。
課題でカズオ・イシグロの作品を原書で読むというのがあったので、頑張って読みました。実りがあったのはそれくらいだと感じます。
人文科学系の学問があまり強くない大学だったので、語学教育がそういう感じだったのかもしれないとも思います。
卒業してからすごく時間が経ち、その間英会話スクールや英会話ブログラム等に参加しましたが、今改めて、読解力を磨きたいという気持ちになっています。
純文学を原書でサラッと読みたいです。
ということで、家にあった George Eliot の『Middlemarch』を読み始めました。
翻訳も解説書も横に置いて読み進めましたが、ついにギブアップ。
結局翻訳でしか理解できない。ということに気づいてしまったのです。
作品を替えてリトライしてみることに。
今度は『Wuthering Heights』。舐めてました。。。いろんな出来事が次々と起こるのは良かったですが、やっぱり英文構造と語彙に読みにくさがあり、楽しめないのです。
今は中古書店で見つけたこちらで勉強しています。
朱牟田夏雄『英文をいかに読むか(新装復刊)』(研究社)
何が良いかって、解説がわかりやすい。著者のダメ出しがストレートで明朗なのです。面白い。
様々な大学の入試問題から題材をとっている箇所も多いので、英語は大得意で得点源なのでもっと伸ばしたい高校生にも薦められると思います。
語彙を増やす目的で取り入れているのはこちらの本。
林功『アメリカの中学教科書で英語を学ぶ ジュニア・ハイのテキストから英語が見えてくる』(ベレ出版)
ネイティブの中学生が当たり前に知っている英単語を抜けなく覚えられるかと思って導入しました。そこで目にした新出単語は、以前記事にもしたように、ふせんに書き出して目に見えるところに貼り、覚えたらノートにまとめるという方法をとっています。
大学受験までは、英語の問題集や参考書は豊富で、大学に入ってからもテキストが一応あります。
でもその後、もっと伸ばしたい英語学習者にとっての学習法というのは、あまり知られておらず、私としても暗中模索の中、自己流でやっているという感じです。
社会人向けの英語学習というと、英会話に偏っています。読解力という観点で、手に入る学習教材は洋書を除くと、ずいぶん限られているのが現状です。
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