高校レベルの単語帳の話です。
高1くらいだとユメタン、シスタン、と使っている学校が多いようですが、
受験に必要な語彙力を鍛えるにはやはり
「必修英単語【標準編】」→「ターゲット1900」
という流れが少し前までは王道でした。
今は「LEAP」やユメタンの難しい巻も、かなり使われているようです。
Z会の必修英単語は、【応用編】などもあるようなので、そちらに着手する意識の高い受験生もいます。
必ずこの単語帳、という正解はないです。学校で使っているものをボロボロになるまで何周もすることが大事です。
本の作りやレイアウト、解説の読みやすさなどで自分で書店で見比べて決めるのも良いですね。
番外編で鉄緑会の「鉄壁」という分厚い単語帳もあります。
接頭辞や派生語などの情報が豊富で、読みものとしても魅力的ですが、何しろ字が小さくて分厚いので、なかなか一周できないというやりにくさはあるかもしれません。
東大を意識する生徒さんは、ほとんどの場合持っているかもしれませんね。
単語帳について私が声を大きくして言いたいことがあります。
それは単語帳は辞書がわりにするな。
ということです。
辞書を必ず引こう!と言い換えてもいいです。
単語帳は最低限。小さく第二、第三の意味も書いてあることもあるけど、それはおまけ。
単語帳で第三の意味まで覚え込んでいる生徒さんを見たことがありませんし、難関国公立大学や、医学部入試ではかならず、重要単語の第二、第三の意味を要求してくるという事態に、それでは対応できません。
本当によくできる生徒さんなのに、受験直前期、英語についてほとんど伸びず、結果、第一志望に合格できなかった生徒さんがいましたが、その生徒さんは辞書を引かず、単語帳で済ませるという習慣がありました。
単語帳は最低限。辞書を引こう。
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