英単語をなかなか覚えられないことの理由の一つに、「正書法(orthography)」と呼ばれる、単語の表記方法の仕方が、英語という言語は複雑だということがあります。
複雑さは、
「読み方と、書き方(綴り)にギャップがある」
ということにあります。
oneという単語を、例えば「o-ne(オネ)」と読むことはできません。
正しくは【wʌn】ですよね。
歴史的に、この発音と綴りとのギャップを埋めるべく、綴りを改良する取り組みが、各言語で行われてきています。
正書法という考え方について、わたしは自分が大学生のとき、第二外国語でロシア語を学習した時に知りました。
ロシア語は、発音と綴りにギャップが少なく、知らない単語でも、綴りを見たままに発音してみれば、それが正解だということが多々あります。
英語という言語につまづいた時、もっとさらに他の外国語を学習することで、英語を客観視することが可能になるんですね。
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